時短家電は贅沢品? 3大おすすめ時短家電分析 -食洗機・乾燥機・ロボット掃除機-
時短家電のすすめ
時短家電は贅沢品?
時短家電と聞くとみなさんはどう思いますか?
「あれば便利なんだろうけれど、今のままでもなんとかなっているし…」
「どれも高価でしょ!?我が家には贅沢品かな…」
でもちょっと待ってください。
自分の時間がただなんてことは絶対にありえないし(外で働いたらみんな必ずお給料が発生するはず)
やりたくない家事はやらなくて済む方が絶対にハッピーなはず!(家事が好きだよって人にはただただ感服です…わたしはだめ…)
さてさて、時短家電てほんとに贅沢品でしょうか…?
3大時短家電のすすめ
私の思う3大時短家電はこの3つです!
食洗機
衣類乾燥機・洗濯乾燥機
ロボット掃除機
我が家には全員いてくれているし、なくてはならない存在です。
最初買う時には、うわー結構な値段するなーと正直思いましたが、どれもこれも本当に心から買ってよかったと思っています。
一緒に順番に見ていきましょう
食洗機
食洗機のコスパを考える
1日にどのくらい食器洗いに時間を使っていますか?
平均は1回約20分を1日2回くらいなんて言われているみたいです。
我が家は
朝15分 (朝ご飯の食器類・お弁当作り分)
夜25分 (午後につかったコップやおやつのお皿など、夕ご飯の食器類など)
っていう感じでした。
朝がまたばたばたで洗い終わらないことも多くて、それを夕方にまわして…
帰ってきたら食器が山積みですごいストレス…ってかんじで。。。
これを食洗機にお願いしてしまうと、今は
食洗機にセットするのが朝3分、夕方5分
鍋とか食洗機に入らない大きいものを洗うのが5分
しかも食洗機に入れるくらいなら子供もやってくれるようになるので、実質私が必要とする時間は合計10分もないくらい!
1日30分の時間の節約になります
1日30分をあなどるなかれ。
1年で 30分×365日= 10950分 → 182.5時間 → 7.6日 に。
食洗機がサイズやメーカーにもよりますが、だいたい7~10万円くらいなので、
10万円のものを購入するとしても、時給1000円で100時間、半年ちょっとで元がとれる計算になります
実は食洗機を使う方がエコ
さらにさらに…
実は食洗機を使って洗う方がエコって知ってました?
食洗機を使う方が手洗いよりも断然節水になります!!!
環境省の試算では、手洗いのガス代と比較すると、食洗機の電気代の方が高くはなりますが、それでも水道代と併せると年間約6,470円の節約になるとのこと。
Panasonicの試算では、手洗いのガス代よりも、食洗機の電気代の方が安くなって、水道代と併せると、年間約16,400円もの節約になるとされています。
楽してしかも節約になるってどーいうこと!?ってかんじですよね!!!
下記リンクに詳細があるので、よければ参照ください。
<環境省HP>
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html#7
<Panasonic HP>
https://panasonic.jp/dish/simulation.html
その他食洗機を買ってよかったこと
その他にも、食洗機を買ってよかったと思うことはいくつか。
乾燥機能がとっても助かる
食器は自然乾燥派ですか?付近で拭く派ですか?
わたしは自然乾燥派だったのですが、洗ったあと乾燥させるのって意外と場所をとって邪魔なんですよね…
すぐに拭いてしまえばいいのかもしれないのですが、拭きあげにさらに一手間増えるし、布巾の除菌とかまで考えると、とてもとても無理…!
食洗機を使用するようになってからは、洗ったあとそのまま乾燥させてくれるので、余分なスペースをとらなくてとても助かってます。
乾燥も早いし。
食器が多少増えてもイライラしない
たくさん食器を洗いたくないから、なるべく少ないお皿でやりくりしようとしたりしませんか?笑
わたしはもちろんしてました!
それにも関わらず夫や子供たちに好き勝手にお皿やコップを使われたらイライラ。
食洗機を使いはじめてからは、多少食器が増えても手間はそんなに変わらないので、細かいお皿の枚数や出し過ぎにイライラすることがなくなりました。
衣類乾燥機/洗濯乾燥機
衣類乾燥機・洗濯乾燥機とは?
乾燥機って聞くと、ドラム式の洗濯乾燥機を想像する方が多いのではないでしょうか?
洗濯から乾燥まで全自動でやってくれるのでとても便利ですが、これが確かに高い!
相場は13〜25万円くらいで、今現在元気な洗濯機がいれば、たしかにだいぶ躊躇するお値段です。
しかも、大型機が多く、家によっては入らなかったりするんですよね。
とはいえ毎日のことですし、便利なのは事実なので十分に検討の余地はあると思います。
ただ、服を汚してくる小さい子どもやスポーツをしている子どものいる家だと、ドラム式洗濯機では洗浄力が弱いんですよね…(我が家もです)。
ガシガシ洗うにはやっぱり縦型洗濯機!
そんな我が家が使っているのは、衣類乾燥機
縦型洗濯機の上に別で衣類乾燥機を設置しています。
これが結構おすすめ!
衣類乾燥機は6kgくらいまでのものだと、電気式が5-8万円、ガスが6~12万円くらいで、ドラム式洗濯乾燥機よりずっと初期コストが抑えられます。
衣類乾燥機・洗濯乾燥機のコスパを考える
1日にどのくらい洗濯物を干すのに時間を使っていますか?
我が家は干すのに15分、取り込み5分というところでしょうか。
1日20分ということは
1年で 20分×365日= 7300分 → 121.7時間 → 5.1日 に。
・洗濯乾燥機 ドラム式は13万~25万、縦型7万~20万くらいが相場
・衣類乾燥機(家庭用の6kgくらいまで) 電気5-8万円、ガス6~12万円くらい
ドラム式洗濯乾燥機を20万円で買うとして、時給1000円で200時間、2年弱
衣類乾燥機だと6.5万円くらいとして、時給1000円で65時間、半年強
で初期費用は元がとれそうです
ただし、運転費用がそこそこかかるもの事実です。
Panasonic 電気衣類乾燥機 NH-D603だと、消費電力: 1335W (強, 室温30℃にて)
日立 衣類乾燥機DE-N60HVだと、消費電力: 1,180W(強), 710W(弱)
電力料金を25円/kWhとすると
Panasonic NH-D603を強で1日に3時間使用すると、1回約100円、1ヶ月で3000円
日立 DE-N60HVを強で1日に3時間使用すると、1回約88.5円、1ヶ月で2655円
1日20分、1ヶ月で600分→10時間分の手間が省けるので、個人的にはそんなに悪くはないと思うのですが、みなさまはどう感じるでしょうか。
ちなみにもちろん電気料金のプランによって、かかる電気代は変わってくるはずです。
夜間に安いプランにしている場合には、夜間にまわしちゃうのもひとつかもしれません。
乾燥機を買ってとにかくよかったこと
衣類乾燥機はコスパ以前に、いろんな問題を解決してくれたので、少々運転費用がかかったとしても、もう手放せません。
いつ干す?どこに干す?問題
共働き家庭を常に悩ませる、いつ干す?どこに干す?問題。
いつ干す?
夜の外干しは虫がつきやすいし、防犯上の問題があると言われています(昼間留守にしがちな家だなと思われるらしい)。
あとは天気の急な変化に対応できない、なんてこともあります。
本当は洗濯物を干すのに一番いい時間は午前9時から午後3時くらいなのだそうですが
昼間の時間なんて干せないよ!ってことで
乾燥機がやってくる前の我が家は夜に干して朝取り込んだり、
乾きにくい季節は夜に干して次の日の夕方に取り込んだり、、、という感じでした。
どこに干す?
我が家はベランダが2階、洗濯機を置いているのは1階の洗面所なので、2階に持って上がってまた持って降りてくるのが、毎日のことになるとなかなか億劫でした。
水を含んだ洗濯物って重いし。
あとは梅雨の時期になると避けて通れなくなるのが部屋干し…
じめじめするし、片付かないしで、本当に憂鬱になりますよね。。
どんな天気でもどんな時間でも、洗濯が終わったら、上に置いてある乾燥機の中にほいっと移動させて、そこで全てが完結することで
とってもとってもストレスが減りました!
洗濯物が多少増えてもイライラしない
食洗機のときと同じくですが…笑
洗濯したあと乾燥機に放り込むだけなので、タオルが数枚増えようが、子供のスポーツの試合後で洗濯物が多くなろうが、あまり手間が変わらなくなりました。
ささいなことなんだけれども、こういうところでイライラせずに済むのは、やっぱり結構気が楽です。
ロボット掃除機
ロボット掃除機ってきれいになるの?
我が家には普通のロボット掃除機と、水拭き用のロボット掃除機がいます。
まず、ロボット掃除機ってぶっちゃけどうなの?という話から。
隅々まできれいになるかというと、完璧には難しいです。
ロボット掃除機がうまく入れない部屋の隅や家具の下なんかにはほこりが残ります。
スティック掃除機などと比べて、吸引力も低いといわれています。
なので、きれい好きでお掃除を毎日完璧にしたい人には、物足りないかもしれません。
ただし、我が家ではとっても重宝しており、やっぱり三大時短家電の一角だと思っています
ロボット掃除機をおすすめする理由
とくに集合住宅だと、掃除機をかける時間って問題になりますよね。
一般常識的には朝8時頃(休日は朝10時頃)〜夜20時頃まででしょうか。
休日はともかく、平日は共働きだとなかなか厳しいっていう家庭も結構あるのではないでしょうか。
しかも掃除機はかけるのによいと言われるタイミングがあります。
それは朝起きてすぐや帰宅直後。
ひとが大勢いてばたばたしている時間はほこりが舞うので、掃除の効率が悪くなるのです。
共働き我が家だと、平日朝はとにかくどたばた準備をして、遅くとも8時過ぎには全員出発。
帰宅は学校帰りの子供たちの方が早くて、私が帰宅するころには散々犬とどたばたした後。。。
一体いつ掃除したらいいのか…!
そんな悩みを解決してくれたのがロボット掃除機です。
日中ひとがいないタイミングでおおまかな掃除をしてくれるので、実は総合的に考えると結構効率がいいのです。
そして、週に平日1回、休日1回くらい、部屋のすみっこにたまっているほこりに自分で掃除機をかけています
そして週に1回くらい、水拭きのロボット掃除機で拭き掃除をして完成
子どもや犬がいるとなかなか完璧にきれいにはならないので、我が家のお掃除はこれで十分です。
ロボット掃除機のコスパを考える
掃除機をかけるのに必要な時間は、もちろん部屋の広さや間取りによると思いますが、1回10分くらいでしょうか。
10分×365=3650分=60.8時間=2.53日
安いモデルだと2〜3万円から、上位機種だと10万円をこえてきます。
単純にコスパだけを考えると、食洗機や乾燥機に比べるとやや見劣りする印象はありますが、
それでも1年分の時間を時給1000円にあてると約6万円。
そこそこの機種が買えるので、2年目からはその時間が自由な時間になります!
ばたばたした時間に必死で掃除をして、でもなんだかすっきりきれいにならない、なんてことを考えたら、十分に効率のよい時短家電かなと思います。